クラゲの飼育

クラゲを飼育する

幻想的で優雅なクラゲの飼育に憧れて、カブトクラゲの飼育をしたことがあります。熱帯魚に比べて長期的に飼育する難易度は高いです。繁殖例もありますので、熱帯魚の次にチャレンジされるのもいいでしょう。

クラゲ用の水槽

水族館やクラゲ専門店では、上の写真のような水槽でゆっくりとした水流でクラゲを飼育しています。自宅にこのような水槽が準備できればいいのですが、家庭用の一般的な水槽では、水流の影響を受けないようにプラスチック版に小さな穴をあけた仕切を作り、ろ過の吸い込み口と仕切ることで対応できます。

簡単なろ過装置と40L程の水槽でも、8cm位のミズクラゲやタコクラゲなら半年以上飼育できます。海水は、海水の素を使い、エサはアルテミア(ブラインシュリンプ)の卵を孵化して与えます。水温は、25℃程度です。タコクラゲは褐虫藻と共生して光合成のエネルギーで生活をしていますので、光合成が可能な照明の設置も必要です。

クラゲ飼育のポイント
 ①ろ過装置に吸い込まれないように、仕切を設置する
 ②クラゲの傘に気泡を入れないために、泡を出さない
 ③水の汚れを少なくするためにエサは、別の容器で与える
 ※ 柄杓(ひしゃく)やお玉ですくって移します

クラゲが出す粘液で、水が泡立つ時はエサを与えて別容器に移した時に、1/3程水替えをします。

クラゲの飼育は、手間が掛かりますが種類によっては繁殖や寿命までの飼育が可能になります。