サカサクラゲは、上下反対に泳いでいます。別名はマングローブジェリーフィッシュと呼ばれています。太平洋の熱帯域に幅広く分布しており、海水が温かい浅瀬に生息しています。光合成で栄養分を補給することができますが、動物性プランクトンをエサにしています。毒は弱いのでさされてもそれほど痛くありません。
サカサクラゲの飼育は、他のクラゲに比べて、水流は必要ありませんので比較的容易です。但し水質の悪化には弱いので、ろ過装置が必要です。エサは冷凍ブラインシュリンプを与えます。また、照明をつけることで、光合成で栄養を補給することができます。水槽の水温は25度前後にします。
■ 大きさ: 15cm~20cm
■ 寿 命: 半年~1年
サカサクラゲが、さかさまになっているのは、光合成をする褐虫藻(クラゲと共存して光合成をします)が足に多いことから、光が当たるように さかさまになっていると言われています。